在庫管理システムの導入事例ご紹介その③BtoCのネット販売事業で活用!海外からの仕入れ在庫もばっちり見える化!人的ミスと手間の削減により商品回転率2割アップ!

2018/06/20
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今回は、在庫管理システム導入事例の第3弾です。

ご紹介するクライアントは、個人向けトレーニング器具のネット販売事業の会社です。

【システム導入前】
主力商品は、海外からの輸入によるものです。そのため、商品を発注するのは月に1回で、到着するのは翌月になります。そして、多くの商品は大きくて重い。
倉庫を借りていましたが、それでも余剰在庫を抱えるほどのスペースはなく、製品は積み重ねて置いてありました。

あまりに在庫を抱え過ぎると、先に到着した製品が下の方になってしまい、ずっと出荷しないままの状態になる可能性が高いのと、倉庫は海際にあり、製品は鉄を使用いるため、放置していると梱包されていても錆びることがあり、廃棄処分になること度々あったそうです。

もちろん在庫を抑え過ぎると、注文があっても納期が先になってしまい、昨今の激しいネット通販合戦ではキャンセルになってしまい、他社へと移っていきます。そうなると、もうそのお客様は、この会社では買って頂けなくなります。


【当社導入システムのご提案とソリューション概要】
発注から仕入までのリードタイムを月別に設定し、その期間に置いておくべき在庫数を、過去の購買履歴から自動で算出し、発注時に現在庫と次回入荷までの予測出荷数から、発注数を計算。計算時は、過去年の月別の出荷数も加味することにより、適正な在庫を維持しつつ、無駄のない発注をできるように提案いたしました。同時に、リピーター様のご注文傾向を割り出し、新製品やキャンペーンなどの情報もメールにて送信する仕組みを付加価値としてご提案させて頂きました。また、日々の業務に追われて、クレーム履歴の作成などができていなかったため、そこの管理もしっかりとできるような仕組みをご提案させて頂いきました。


【導入前の管理状況】
・在庫不足が度々起こっていたため、過剰在庫を抱えるようになっていた。
・受注とB2伝票の両方を入力していたため、作業時間もかかり、入力ミスもまま発生していた。
・クレーム管理ができていなかったため、顧客からのクレーム対応でかなりの時間を費やしていた。


【システム導入後の改善】
最終的には、ヤマトのB2伝票を作成するためのデータを出力し2度打ちをやめて、在庫回転率、商品リピート率、地域別売れ筋商品の傾向を捉えることにより、過剰在庫および在庫不足の解消、そして、伝票発行の時短や売上UPにも繋げております。また、クレームの多い顧客や商品を把握することにより、クレーム対応もスムースに行え、なにより事前にクレームを防ぐ効果も出ています。


【導入1年目の効果】
入力の手間とミスが省け、発送トラブルが激減した。
クレーム件数が半分に減った。
デッドストックおよび、いつまでも出荷しない商品が70%減になった。
商品回転率が2割アップした。
返品率が3割減となった。


この会社様は、導入1年後には利益率が30%アップし、その費用で販売サイトのリニューアルを行い、更に売上を拡大しております。


在庫管理システムがもたらす利益は大きなインパクトを与えます。
業務効率の改善から確固たる経営基盤を作られる企業にこそご活用いただきたいです。

在庫、システム関係でお困りごとがございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。